2021年8月22日(日)、
箱根の明星ケ岳にて、記念すべき100回目の送り火「大文字焼」が執り行われました。
大正10年(1921年)から続く年に一度の行事ですが、
新型コロナウィルス感染拡大防止のため、今回は法要と送り火のみ実施されました。
※例年8月16日に実施されていますが、今年は荒天により、8月22日に実施。
今年は、当館の従業員2名も宮城野青年会の輪に加わり、点火のお手伝いをさせていただきました。
青年会の皆さまや関係者の方々に心より御礼申し上げます。
例年、下から見上げていた「大文字焼」は、とても神秘的で、どこか懐かしさを感じさせてくれます。
今年は、青年会のみなさまと1時間かけて山を登り、準備し、19時30分に一斉に点火、
その後火の消化を終え、山をくだる、という行程を共にし、
箱根町に住む人々が箱根町に住む人々や箱根町に訪れた人々に素晴らしい瞬間を届けている、
という光景を目の当たりにし、心が揺さぶられる理由が分かったような気がします。
当館からは正面に「大」の文字を見ることが叶いませんが、
来年の101回目、より多くの皆さまと「大文字」を見上げられること、
そしてお届けできることを楽しみにしております。
箱根つたや旅館 支配人